引用元:ナイキ公式ストア
「ナイキズームXストリークフライってどうなのかな?」
「ナイキズームXストリークフライのスペックや機能性が知りたい」
こんな悩みや疑問にお答えします。
記事の信頼性
この記事を書いている私は陸上競技歴25年の現役アスリートです。
100mのベストタイムは10秒台で高校時代は400m Rでインターハイ8位でした。
大学卒業後はナイキの販売代理店にてランニングシューズの販売に携わっておりました。
ナイキズームXストリークフライはシーズン中のスピードトレーニングに使用しております。
ナイキズームXストリークフライとは?
ナイキズームXストリークフライとはナイキエアズームストリークの後継モデルになります。
※ナイキエアズームストリークとは薄底で軽量性の高いランニングシューズであり、過去には多田修平選手(住友電工)や白石黄良々(セレスポ)が愛用しておりました。
その後継モデルということでナイキズームXストリークフライも軽量性の高いモデルになっておりますが、ミッドソールには新たにナイキの軽量高反発素材「ズームX」を搭載しており、やや厚底で反発性の高いランニングシューズへと進化しました。
ナイキズームXストリークフライのスペックを紹介
アッパーはメッシュ素材で通気性がよく、ナイキエアズームストリークよりもやや大きめの作りになっており、私は通常よりもワンサイズ下のサイズを履いております。
ミッドソールにはズームXという軽量高反発素材をフルレングスで使用しており、ドロップ差は6mmとややフラット寄りとなっております。
アウトソールはグリップ力の高いラバーソールを使用しており、ランナーの着地時の足の動きに基づいた仕様となっております。
ちなみに重さは27.0cmで約170gとなっており、軽量で反発性の高いモデルになっています。
ナイキズームXストリークフライは陸上短距離でも使える?
基本的にランニングシューズは陸上長距離向けに作られておりますが、ナイキズームXストリークフライは軽量で反発性も高いので陸上短距離のスピードトレーニングにも使用できると思います。
しかし、反発性が高いが故に上下動が生まれやすくなるという懸念もあるため、股関節伸展の動きが上手く出来ないと推進力に結びつきません。
アップやドリルなどで股関節伸展の動き作りを意識的に取り入れていきましょう。
最後に
ランニングシューズは目的や用途に合わせて設計されている側面があります。
最近は厚底のランニングシューズやスパイクシューズが主流となっておりますが、足を鍛えたり接地の感覚を磨くという意味では薄底のランニングシューズと併用して使用することをおすすめします。