「初動負荷トレーニングってなんだろう?」
「陸上選手にも効果あるのかな?」
こんな悩みや疑問にお答えします。
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記事の信頼性
この記事を書いている私は陸上競技歴25年の現役アスリートです。
100mのベストタイムは10秒台で学生時代は全国大会8位入賞、社会人になってからはマスターズの日本記録を更新しました。
高校時代から初動負荷理論を学び始め、社会人になってから本格的にワールドウイング(初動負荷トレーニングジム)にて初動負荷マシンを使った初動負荷トレーニングを開始しました。
初動負荷トレーニングとは?
初動負荷トレーニング®(B.M.L.T.:Beginning Movement Load Training)とは、
株式会社ワールドウィングエンタープライズ代表、小山裕史博士が発明・創案したトレーニング法です。初動負荷トレーニング®は、専用のB.M.L.Tカム®マシンを用いて行うトレーニングで、スポーツ界はもちろんのこと、医療や介護など様々な分野で世界的に注目されています。
B.M.L.Tカム®マシンは反射機能の促進、神経筋制御の向上などの特徴があり、スポーツの場面においても、競技動作の瞬発力、加速度やパワーの向上、関節可動域の拡大、故障の防止などを目的に数多くのアスリートが実践しています。
引用元:ワールドウィング®リファイン公式サイト
陸上短距離選手に効果はあるのか?
さて、初動負荷トレーニングといえば元プロ野球選手のイチローさんやダルビッシュ選手などの野球選手を思い浮かべる人が多いと思いますが、陸上短距離では100m元日本記録保持者の伊東浩司さんが現役時代に初動負荷トレーニング取り入れておりました。
主に肩甲骨周りと股関節周りの柔軟性を高め、大臀筋とハムストリングスなどの股関節伸展筋を上手く使った走りを目指してトレーニングをされていました。
私も初動負荷マシンを使ったトレーニングで肩甲骨周りと股関節周りの柔軟性と機能性が高まりましたが、初動負荷トレーニングを取り入れ始めてから走る時の身体の重さやぎこちなさがなくなり、スムーズにスピードを出せるようになりました。
また、初動負荷マシンを使うことで股関節周辺筋を使って地面を押す感覚が養われました。
個人的には短期間(3ヶ月から半年程度)でも良いので、初動負荷マシンを使った初動負荷トレーニングを行ってみることをおすすめします。
初動負荷トレーニングが出来る主要都市のジム
最後に
初動負荷トレーニングは主に初動負荷マシンを使って行いますが、初動負荷理論を学べば初動負荷マシンが無くても、普段のトレーニングに活かせることが沢山あります。
私は主にアクティブストレッチやドリルに初動負荷理論の要素を取り入れながら日々のトレーニングを行なっております。
是非、あなたも初動負荷理論を学んで初動負荷トレーニングを試してみてください。