出典:ミズノ公式サイト
「ミズノの陸上短距離スパイクってどうなんだろう?」
「おすすめのミズノの陸上短距離スパイクってあるのかな?」
こんな悩みや疑問にお答えします。
Contents
記事の信頼性
この記事を書いている私は陸上競技歴25年の現役アスリートです。
100mのベストタイムは10秒台で高校時代は400m Rで北信越高校総体優勝、インターハイは8位でした。
最近は主にナイキの陸上短距離スパイク(エアズームマックスフライ)を使用しておりますが、高校時代から長年に渡ってミズノの陸上短距離スパイク(クロノインクスなど)を愛用しておりました。
陸上短距離スパイクのおすすめの選び方
陸上短距離スパイクを選ぶ上で重要なのはソールの傾斜と硬さです。
スパイクは大きく分けてソールに傾斜のある「フォアフットタイプ」と傾斜のない「フラットタイプ」、ソールが「硬くて剛性の高いタイプ」と「柔らかくて屈曲性の高いタイプ」に分類されます。
基本的にはあなたの走り方のタイプ(ストライド型 or ピッチ型)に応じて選ぶのがおすすめであり、接地時間が長いストライド型の場合は硬くて剛性の高いソール、接地時間が短いピッチ型の場合は柔らかくて屈曲性の高いソールが向いています。
【2023年最新版】主なミズノ陸上短距離スパイク一覧
オールウェザースパイク(全天候型トラック専用)
クロノインクス9
出典:ミズノ公式サイト
言わずと知れたミズノのロングセラーモデルです。
2022年には発売25周年を迎え、25周年記念モデル(クロノインクス25th)も発売されました。
アッパーはスケルトンアッパーで軽く、アウトソールは屈曲性の高いフルレングスプレートを採用しており、コーナーも走りやすくピッチ走法の選手にも向いています。
短距離全般に使える万能型スパイクではありますが、軽くてスピードが出しやすく薄底で足への負担も大きいため、中級者から上級者におすすめです。
エックスブラストネオ2
出典:SteP公式サイト
ミッドソールにミズノエナジー(軽量反発素材)を搭載したやや厚底の次世代型陸上短距離スパイクです。
アッパーはウーブン素材を使用しており、前作よりも軽量化されております。
アウトソールはフルレングスプレートを採用しており、前作よりもプレートの中に入っているインサート樹脂を強化してインソール下の中底も硬くなっております。
プレートの剛性が非常に高くなっており、ストライド走法の選手に向いています。
履きこなすには強靭な筋力と強いアキレス腱のバネが必要となるため、中級者から上級者におすすめです。
エックスブラストエリート3
出典:SteP公式サイト
薄底の陸上短距離スパイクです。
アッパーはウーブン素材を使用しており、前作よりも軽量化されております。
アウトソールはフルレングスプレートを採用しており、前作よりもプレートの中に入っているインサート樹脂を強化してインソール下の中底も硬くなっております。
プレートの剛性が高いため、ストライド走法の選手に向いています。
履きこなすには強靭な筋力とアキレス腱のバネが必要となるため、中級者から上級者におすすめです。
※下位互換のエックスブラストネクストは廃盤となりました。
エックスレーザーネクスト3
出典:SteP公式サイト
薄底の陸上短距離スパイクです。
アッパーはウーブン素材を使用しており、足首周りのフィッティングベルトも無くなったため、前作よりもかなり軽量化されております。
アウトソールはフルレングスプレートを採用しており、前作と同様に屈曲性の高いプレートのため、コーナーも走りやすくピッチ走法の選手に向いています。
比較的エックスブラストよりも扱いやすいため、初級者から中級者におすすめです。
※上位互換のエックスレーザーエリートは廃盤となりました。
アンツーカースパイク(全天候型・土トラック兼用)
エックススピリット
出典:ミズノ公式サイト
初級者から中級者向けのスパイクになります。
トレーニング環境が土トラックの選手におすすめです。
エックスファースト
出典:ミズノ公式サイト
初級者向けのスパイクになります。
サイズ展開がジュニア向けなので、陸上を始めたばかりの選手におすすめです。
最後に
ミズノのスパイクは海外メーカーと違って日本人向けの作りになっております。
一部のスパイクは幅広のワイドタイプもあり、海外メーカーのスパイクが足に合わない人は国内メーカーのスパイクをおすすめします。
色々なスパイクを試着してみてあなたに合ったスパイクを見つけてみてください。