引用元:ナイキ公式ストア
「ナイキエアズームマックスフライを履いてるけどパンクが心配」
「ナイキエアズームマックスフライのパンク原因ってなんだろう?」
「パンクを防ぐ方法があれば知りたい」
こんな悩みや疑問にお答えします。
記事の信頼性
この記事を書いている私は陸上競技歴25年の現役アスリートです。
100mのベストタイムは10秒台で学生時代には400m Rでインターハイ8位入賞しました。
10年以上に渡ってナイキのスパイクを使用しており、現在はマックスフライを愛用しております。
ナイキエアズームマックスフライとは?
引用元:ナイキ公式ストア
2021年に発売された厚底短距離スパイクです。従来の薄底短距離スパイクと異なり、前足部にエアを搭載した次世代型スパイクです。
2021年に東京オリンピックで中国の蘇炳添選手が100mのアジア記録(9秒83)を出した際に着用していたスパイクです。
ナイキエアズームマックスフライの機能性
引用元:ナイキ公式ストア
アッパーはウーブン素材と合成素材を融合させたハイブリット素材「フライウィーブ」を使っており、足の自然な動きを最大限に生かしてくれます。
ソールの前足部にはエアを搭載しており、ヒールにはクッション素材を使用しているため、エアの反発を上手く推進力に変えて走れます。
接地の技術が求められるスパイクであり、上下動を抑えながら走らないとエネルギーロスにつながります。
ナイキエアズームマックスフライのパンク原因は?
さて、ナイキエアズームマックスフライを履いている選手に多いのがエアのパンクです。
原因は諸説あるようですが、原因の一つに「並行ピンによる圧力」が挙げられます。
ナイキエアズームマックスフライの付属ピンは先端の尖ったニードルピンですが、国内メーカーの並行ピンに取り替える選手も少なくありません。
国内大会や競技場ではニードルピンを禁止している場所もあり、私も一度だけ並行ピンに取り替えて走ったことがあります。
ただ、国内メーカーのニードルピンはピンのネジ部分が若干長く、ピン底でエアを圧迫してしまいます。
このピン底によるエアの圧迫により、エアのパンクリスクが高まるようです。
最後に
最近、ナイキの陸上短距離スパイクが人気ですが、某スポーツ用品店のスタッフから聞いた話によると、ナイキのスパイクは練習で走ることを想定して作られていないため、耐久性がそこまで高くないそうです。
私は普段の練習ではナイキズームJAフライ3を使用して、レースではナイキエアズームマックスフライを使用しています。
エアに慣れてしまうと接地の感覚が鈍ったりするため、いい意味で厚底に慣れないことが重要です。