「プロテインを飲むと胃痛や腹痛になる原因が知りたい」
「なにか胃痛や腹痛を防ぐ対策があれば知りたい」
こんな悩みや疑問にお答えします。
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記事の信頼性
この記事を書いている私は陸上競技歴22年でプロテイン使用歴20年の現役アスリートです。
学生時代はスポーツ栄養学やトレーニング理論を学び、卒業後は外資系スポーツメーカーでプロテインやサプリメントの販売にも携わってきました。
プロテインを飲み過ぎると胃痛になる?【原因と対策を紹介します】
プロテインを飲む効果的な摂取タイミングは運動後、寝る前、朝(起床後)です。
なぜかというと運動後と就寝後は成長ホルモンの分泌が促進されており、朝は体内の栄養が枯渇している状態で栄養の吸収率が高まっているからです。
しかし、寝る直前にプロテインを飲むと胃腸に負担がかかり、胃痛や腹痛の原因となる場合があります。
なぜかというと、プロテインには栄養が豊富に含まれている為、就寝後に休もうとしている胃腸が働いてしまうからです。
例えば、胃腸が弱い人が朝起きて胃痛や腹痛、胃もたれなどする場合などが挙げられます。
また、牛乳でお腹がゆるくなりやすい人や乳糖不耐症の場合も牛乳の成分が原因で消化や吸収がうまく出来ずに下痢や腹痛になる場合があります。
プロテイン摂取による胃痛や腹痛を防ぐ3つの対策とは?
その①:プロテインを寝る直前に飲むのをやめる
プロテインを寝る直前に飲むのをやめ、寝る30分~1時間前に飲むようにします。
お休みモードになる前に摂取することで胃腸への負担が軽減されます。
その②:プロテインを牛乳割りから水割りやお湯割りにかえる
プロテインを牛乳割りから水割りやお湯割りに変えることで胃腸にかかる負担が軽減されます。
なぜかというと、水やお湯には余計な成分が含まれておらず、消化スピードも速くなるからです。
また、乳糖不耐症の人は牛乳に含まれる乳糖によって腹痛になる場合があります。
私も昔からお腹が弱く、プロテインを牛乳で飲むと腹痛に見舞われていました。
しかし、お湯に溶かして飲むようになってからは腹痛にならなくなりました。
ちなみにホエイプロテインにも乳糖が含まれているので、乳糖不使用のアイソレートタイプがおすすめです。
ホエイプロテインアイソレートについては、ホエイプロテインのアイソレート(WPI)とは?意味や違いを解説!の記事を読んでみてください。
その③:プロテインの摂取量や頻度を減らす
これは苦肉の策ではありますが、プロテイン摂取量や頻度を減らします。
なぜかというと、普段からタンパク質の摂取量が少ない食生活をしてきた場合はタンパク質を分解する消化酵素が少なく、消化吸収の機能が低いからです。
例えば、一日に飲むプロテインの摂取量を半分にしてみましょう。
2~3ヶ月かけて徐々にプロテイン摂取量を増やして慣らしていくのがおすすめです。
さいごに
いかがでしたか?
プロテインを飲んでも胃痛や腹痛になったり、健康を害してしまっては本末転倒です。
無理なプロテインの摂取は控え、トレーニングと同様に徐々に体に慣らしていきましょう。
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